妊活の基本はタイミング法から
妊活中のみなさんのなかには、私のようにタイミング法に挑戦している方も多いと思います。ちなみに、不妊治療を始めた友達は、病院でタイミング法から勧められたそうですから、やはり、妊活の基本はタイミング法ですよね。
赤ちゃんを授かるためには、卵子と精子が出会うピッタリなタイミングがあり、このポイントをしっかり知ることが、始めの一歩なんです。
タイミング法ってなに?
ちょうど卵子が排卵されるころに性交すると、妊娠する可能性が高いことはみなさんもご存知ですよね。ですが、排卵日がその絶好のタイミングと勘違いしている方も多く、私も妊活をする前はその程度の知識しかありませんでした。正解は排卵日2日前から排卵日にかけて性交すること。これが最もよいタイミングだと言われています。
以前の私は、妊活と言っても自然妊娠を待っているだけでしたが、今は、妊活サプリメントもしっかり続けてママになる体づくりをしながら、タイミング法にチャレンジしています。自然妊娠を目指す方でも、このタイミング法を理解しているといないとでは、妊娠の確率が大きく違ってくると思いますので、ぜひこれを機会に受精の仕組みをきちんと理解しておきましょう。
排卵日を知ろう
自分の排卵日がいつなのか、それを知ることはタイミング法ではとても重要です。
まずは基礎体温を測りましょう。私が愛用しているのは婦人用体温計。口の中で計る体温計で、小数点以下まできちんと測定できておすすめです。
基礎体温を測るのは寝起きのときですが、目が覚めても動いてはいけません。お布団のなかでそのまま測ります。そして、基礎体温をグラフにしていき、3カ月以上、記録していくと、1カ月のなかで体温が二層に分かれるようになります。これが高温期と低温期と呼ばれるもの。排卵日は、低温期から高温期になるときですから、高温期の直前で体温が大きく下がった日が授かりやすくなっているタイミングです。
低温期、高温期に分かれない場合
妊活を始めたころ、私の体温は低温期と高温期に分かれませんでした。そんなときは、ホルモンバランスを整えることが大切だと知り、栄養バランスのよい食事を心がけたり、生活のリズムを整えながら、妊活サプリやドリンクにも助けてもらいました。
妊活サプリメントやドリンクは、女性ホルモンに働きかける成分のものがおすすめ。これらは続けないと結果が出にくいので、気長に続けることが秘訣です。
排卵痛って?
排卵日になると排卵痛が起きるため、そのときがチャンスだという説もありますが、私は排卵痛を感じたことがありません。調べてみると、痛みが出るかどうかは人それぞれで、排卵中だったり、排卵後だったりとタイミングが違うそう。
ですから、排卵痛は当てにせず、やはり排卵日を正しく知るために基礎体温を測り続けるようにしています。
なぜ、排卵日の前がいいの?
精子は長くて3日間も生きているので、精子が卵管を進み、そのまま卵管の中で排卵を待っていたほうが効果的ということです。
ちなみに排卵日に性交した場合、妊娠の確率は低いとか。それには理由があって、卵子の寿命は精子よりも短く、卵子が排卵して精子を待つ状態だと先に卵子の寿命が来てしまうことがあるから。ですから、寿命の長い精子のほうが待っている状態がベストなんですって。こうして卵子と精子のことを正しく知ることも妊活には大事ですよね。
性行為の回数と精子の質
「妊娠するためには、性行為の回数を増やしたほうがいいのかも」って思う方も多いかもしれませんが、効果的なのは排卵日2日前なので、私はこの排卵日前を狙って旦那さんと仲良くできるように努力しています(笑)。
以前、なんとなく耳に入ってきたことですが「精子を溜めておくと濃度が上がって妊娠しやすい」というのは、実はNGだとか。妊活を始めてからいろいろ調べてみると、実は精子も鮮度が大切で、適度にリセットしたほうがよいということでした。新鮮な精子で受精するためにも、旦那さんとは定期的に仲良くしていたほうがいいかも…(笑)。
ちなみに、精子の質のアップを目指せるという男性用の妊活サプリもあります。タイミング法でなかなか授からない方は、旦那さんに妊活サプリメントや妊活ドリンクを飲んでもらうのも一つの手かもしれませんね。